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2025年11月の講座

18世紀の絵画(記録画)が伝える米中関係およびヨーロッパ諸国の過去と現在とは

申し込み期限: 2025年09月29日 

アメリカ合衆国(以下:米国)が清国との貿易を正式に開始したのは1780年で、カントン(現在の広東省広州市)に貿易用の外国商館を設立しました。中国貿易の拡大・発展により、米国国内では中国製の装飾美術品を日常生活に活用するようになり、そのことが「富裕層」のステータスシンボルにもなりました。しかし、1800年にジョージ・ワシントン米国初代大統領の肖像画が問題となり、関税が課せられました。米中関係の歴史を振り返ると、状況は異なりますが、今日のドナルド・トランプ大統領が中国製品に関税を課すことは驚くことではないでしょう。  
さらに1860年10月、英仏連合軍は北京の円明園の西洋建築物に火を放ち、焼失させました。その際、略奪行為が行われ、その様子を描いた風景画は中国にとって「屈辱の歴史」の象徴として忘れられない画像となっています。
これらの肖像画および風景画が語る米国およびヨーロッパ諸国と中国の歴史的関係を検証することによって今日の関係を理解することができるでしょう。  ユニコムプラザさがみはら共催

開催日時・場所

日程 11月8日(土)
時間 13:30~16:45
場所 ユニコムプラザさがみはら

詳細

講師 多摩大学 経営情報学部 特任教授 安田 震一氏
受講料 2,000円
定員 24名
対象 大学生以上の方

アクセス

施設名 ユニコムプラザさがみはら
住所 相模原市南区相模大野3-3-2-301 ボーノ相模大野サウスモール3階
行き方 小田急線相模大野駅下車 徒歩3分