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2025年10月の講座

映画『釣りバカ日誌』シリーズの魅力を紐解く

申し込み期限: 2025年09月21日 

バブル期以降のサラリーマン・イメージにおいて、映画『釣りバカ日誌』シリーズ(松竹、1988-2009年、全22作品)は大衆的な一つの定型を生み出した。西田敏行演ずるグータラ平社員「浜ちゃん」こと浜崎伝助、対して三國連太郎演ずる大企業・鈴木建設の真面目な社長さん「スーさん」こと鈴木一之助、この立場も性格も全く異なる二人が釣りを通じて人間味あふれるユーモラスな関係を紡ぐパターンを、本シリーズは22作品も繰り返し続けたのである。では、本シリーズには、少なくとも約20年にわたって愛されるほどの、いかなる魅力があるのだろうか。そして、それは同時代の、いかなる社会的・文化的事象や価値観と共鳴し合ったのだろうか。講座では、本シリーズ以前のサラリーマン・イメージの系譜も視野に入れつつ、そこからの変容や、昨年惜しくも亡くなられた西田敏行自身の俳優としてのイメージも含め、分析を進めていきたい。

開催日時・場所

日程 10月25日(土)
時間 14:00~15:30
場所 玉川学園コミュニティセンター

詳細

講師 和光大学表現学部 准教授 角尾 宣信 氏
受講料 1,200円
定員 30名(申し込み多数の場合は抽選します)
対象 大学生以上の方

アクセス

施設名 玉川学園コミュニティセンター
住所 町田市玉川学園2-19-12
行き方 小田急線玉川学園前駅下車すぐ