コンソーシアムニュース

20年10月
さがまちカレッジ人気講師が推せんする「わたしの一冊・わたしの一本」 田窪麻周先生

新型コロナウィルス感染症の影響でお家で過ごす時間が増えた方が多いと思います。
そこでさがまちカレッジでは、これまでに様々な分野の講座を担当していただいていた先生方に、
【おすすめ】先生が担当した講座に関する勉強ができる作品
【おためし】新しいことを勉強する良いきっかけになる作品
【お気に入り】先生の好きなことに関する作品や、先生の心に残る作品
の3つの分類から書籍や映像作品などを紹介していただきました。

「読書の秋」の今月は、一般講座の先生方からの推薦作品を紹介していきます。
この機会に新しい一冊、新しい1本との出会いを楽しんでいただけるとうれしいです。

今回は、東京造形大学プロジェクト科目部会の田窪麻周先生です。
田窪先生が担当したさがまちカレッジ:研ぎ出し蒔絵に挑戦

【おすすめ】【おためし】うるしの話
対象:高校生以上の方
紹介文:かつてオーストリアで暮らしていた時のこと。漆器を見て「プラスチックと同じじゃないか」と言っていた人たちが、料理をよそって出すと「ワォー、美しい!!」と驚いていたことを思い出します。そんな漆の魅力を語ってくれる本です。私はデザイン科を受験していましたが、浪人時代に松田権六展を見て進路を変え、漆芸を専攻しました。展覧会場の作品は、それまで思い描いていた漆器と全く違っていたのです。その美しさに魅了されてしまいました。それと同時に、漆についてほとんど知らないことも認識させられました。その後、勧められたのも松田先生のこの本でした。ずいぶん前に書かれたものですが、今読み返しても色あせない内容で、漆のことならこれ一冊でほとんどのことがわかります。第二部は松田先生の話で、こちらもお勧めです。