レゴでワークショップ!便利じゃないけど離れたくない町が完成!

「SDGsゴール11 住み続けられるまちづくりを」をテーマに掲げ、まちづくりを主題にしたワークショップを行いました。

ワークショップの概要

ワークショップの内容としては、さがまち学生Clubのメンバー10人を2グループ、5人ずつに分け、「便利じゃないけど、離れたくない街」というトークテーマをもとにディスカッションして街のコンセプトを設定し、そのコンセプトを汲んだ街をレゴブロックで再現するというものです。トークテーマは、議論を白熱させるために「矛盾した内容」に設定しました。

ワークショップの最後には、各グループでコンセプトとレゴブロックで出来上がった街を発表しました。2グループのコンセプトは、それぞれ「人と自然しかない街」と「駅から遠いけどコミュニティが強い街」となりました。

内容説明 参加者に企画の内容を説明する。 2分
コンセプト決め 各グループで案を出し合いコンセプトを決める。 5分
レゴでまちづくり 議論をしながらレゴブロックでまちづくりする。 25分
発表 各グループでコンセプトと作品を発表しあう。 各グループ5分

「人と自然しかない町」

人間関係は密接だが...

上の写真のようにテーマから思いつく案を集めコンセプトを固めていきました。このグループはコンセプトが固まりきらず、レゴでまちを作りながら議論して意見を合わせていきました。

1.集会所 2.伝説の湖 3.精霊の宿る陸

山と森と水しかなく、人同士の密接な関係を表現しています。嫌でも人が少ないから、良いことも悪いことも知り尽くしてる仲という設定です。街の掟を破ったら湖に沈められるとかどうとか、そういう設定になっています。自然の中で森ということから、警察が緩く2人乗りができるそうです。

また、移動手段が自転車と徒歩のみとなっています。車椅子すらも無くして転んでいるおじいちゃんまで表現していました。

「駅から遠いけどコミュニティが強い街」

栄えてる場所もあるが...

この班はコンセプト決めにとても時間をかけた分、使うレゴの量や種類も必要な分だけ持ってきて、一気に仕上げていきました。

1.利用量の多い駅 2.賑わうお店 3.整備不足の自然 4.繁華街への橋

森や崖に住んでいるため駅まで出るには車しかない世界です。運転できる人も少ないため、みんなで1台に乗り合わせていく社会。交通が不便な分色々な物を作りだすものの、文化としてアートが発展していったと想像しています。

駅に近くなると活気に溢れているが、道は狭いです。それでも車椅子が通れる広さはあるとのこと。遠いからこその助け合いを表現していました。ちなみに、ハチ公像もありました。

企画者の感想

ごまな: 思ったより楽しくできてよかった!班を適当にグッパーで分けたら、イベント班と映像班での塊になってしまったので、今度はそこもちゃんと考えられると良いと思った。内容を直前の30分で詰めたので、もっと前にしっかり詰めてたら、また違ったやり方が発掘できたかもしれない。

あやぽん: コンセプトに基づいて手を動かしながらのレゴワークは楽しいし、新たなアイディアも生まれやすいなと思った。メンバーの意外な才能とかわかってアイスブレイクとしても使えそう。

くまきち: みんなのイメージが、レゴで形になっていくのが楽しかった!わいわいしながら作業を進められたので良かったと思う。

さきち: 住みたい街とは何か、で人とコミュニケーションが取れること、自然が身近にあることが話し合いで出てきましたがその結果がレゴの仮想の街に表れていたと思います。実際にはご近所さんとコミュニケーションが取れていないなと気づくきっかけになりました。

おうじ: レゴがまちづくりに適したものが多くやりやすかった。が試行錯誤した。みんなで考えて作ったのは楽しかったし楽しいものができた。けっこう極端な便利じゃないけど離れたくない街ができたので分かりやすいと思った。

映像班:おうじ

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