BOOK OFF 1号店

今ではもう日本中に馴染み深い古本屋のチェーン店BOOK OFF。店舗数は1090店にものぼるという(2011年3月31日現在)。そんな馴染み深い古本屋は、実はここ相模原で生まれたのだ。BOOK OFF1号店は1990年、国道16号線沿いに誕生した。国道16号線は人口の多い相模原市を通り、交通量が多く目にとまりやすい。また、地域住民だけでなく遠方の人も自動車で来ることが可能な立地である。このような条件から、16号線は全国展開する前の最適な実験場としても名高い。ここで成功すれば全国でも通用すると言われるほどの実力を持っているらしい。その実験場に1号店を出したBOOK OFFも見事成功をおさめ、16号線の実力をさらに高めたようだ。現在は本社も相模原市内にあるという。BOOK OFFが相模原発と聞けば、市民にとってはさらに身近なものとなるのではないだろうか。

《参考文献》BOOK OFF 『これでいいのか神奈川県相模原市(日本の特別地域特別編集)』佐藤圭亮、橋本玉泉、伊藤圭介