16号線沿いの自転車専用道路って?

自転車専用道路ってなに?

自転車利用者が多いこの相模原地域では、自転車が歩道を走ることによって歩行者との接触事故が多くみられる。そこで設置されたのが、この自転車専用道路だ。自転車専用道路とは、その名のとおり自転車交通のために設けられた独立した道路のことで、歩行者との接触を防ぐことを主な目的として設置されるものだ。

相模原地区では・・・

16号線でも、歩道で歩行者と自転車が混在し接触の危険性が多々あるために、この自転車専用道路が設置された。相模原市内の16号線の自転車専用道路は相模原地区(相模原警察署前交差点~中央一丁目交差点)に設けられている。この地区はもともと軍都化計画の影響で道幅が広いため側道があったが、そこでは路上駐車が頻発していた。歩行者との接触防止、路上駐車防止という二つの視点から、この相模原地区に自転車専用道路が設けられたのだ。

実のところどうなの?

平成16年に行われた自転車専用道路の社会実験の結果では、専用道路を設けることで自転車は歩道ではなく専用道路を走る割合が高くなり、また通行時に専用道路側を通ろうとする意識も高くなったということである。それに伴って、歩行者、自転車ともに専用道路側を設置する前と比べ安全性が高まったという意見が半数以上みられたようである。専用道路設置には十分意味があったと言えるだろう。

間接的メリット

自転車専用道路が設置されたという事実は、暗に私たちの運転マナーの悪さを示している。これを機に、自分の自転車の乗り方を見直してみてはどうだろう?専用道路設置は、日々の生活改善の警鐘でもあるのだ。

《参考文献》スマイルロード相模原