あったかいから、楽しい!〜北の丘センターPR計画

PR動画

動画は北の丘センターのトップページにてご覧いただけます。

概要

2022年3月、神奈川県相模原市にあるLCA国際小学校北の丘センターのPR動画が完成しました!!

北の丘センターは市内外における認知度が低いこと、夏に比べて冬の閑散期の来場者数が少ないという現状があります。そこで、私たちは北の丘センターを知らない方にその魅力を伝え、子どもから高齢者まで様々な方が訪れたくなる動画を制作しました。

この動画は主婦の日常会話を描いたドラマ、北の丘センターのHPのキャラクターが登場する施設紹介という2部構成になっています。

前半では公園を舞台に、子育て中の主婦三人が冬でも利用可能なプールについて会話する場面から始まります。後半ではHPのキャラクターを使用した実写映像に合わせて、主婦たちが会話形式で施設を紹介しています。また、“春も夏も秋も冬もあったかいから楽しい!!”というキャッチコピーを通して、北の丘センターの施設の魅力を伝えています。

制作過程

打ち合わせ~フィールドワーク

打ち合わせの風景

打ち合わせ

上記の写真はパートナーさんとの1回目の打ち合わせの様子です!

その場にいる全員が初対面の中、お互いに和気あいあいとした雰囲気でした。

打ち合わせではパートナーさんから北の丘センターの施設紹介と動画制作に関する説明をして頂き、メンバーが事前に用意した質問をするという流れでした。主に、施設の課題を踏まえて、動画制作の意義やターゲットといった依頼内容を確認しました。

打ち合わせの最後は、キャラクターを使用したアニメやそのキャラクターのデザインを小学生から募集するといったメンバーのアイディアを共有しました。

フィールドワーク

フィールドワークではパートナーさんに施設を案内して頂きました。

メンバーからは「写真で見るより規模の大きい施設であると感じた」や「プール教室やサークル活動など様々な取り組みを行っていることが印象的だった」、「プールのヤシの木はイベントで子どもたちに飾り付けなどして蘇らせたい」といった感想がありました。打ち合わせやHPでは得ることができなかった施設の規模や来場者の様子を把握するとともに、撮影場所のイメージを掴むことができました。

余談ですが、フィールドワークの後、パートナーさんから美味しいお菓子とお茶を頂いたことが印象に残っています(笑)。

企画~絵コンテ

企画

パートナーさんとの打ち合わせやフィールドワークを踏まえて、各自2つから3つの企画を考えました。また、これらの企画について、映像のジャンル分けを行い、意見交換をしながら、1人1案を担当する形で五案に絞りました。

しかし、演者や予算、編集に関する課題があり、いかに実現可能な企画にするかを考える必要がありました。また、各企画の要点やターゲットを明確にすることによって、説得力のある企画にすることを意識しながら、企画のブラッシュアップを行いました。

最終的には「主婦の会話劇」と「小学生の宿題絵日記」という二つの案を組み合わせた企画に決定しました!

これらの企画では主婦を主人公にすることによって、ターゲットとなる子どもと高齢者へのPRに繋げるとともに、主婦の日常会話を描くという親近感とユーモアが特徴です。また、HPのキャラクターを使用した施設紹介は北の丘センターのイメージに統一感をもたらす狙いがあります。

絵コンテ

絵コンテはチーム全員の共通イメージとして、撮影に必要なものはなにかの洗い出しとして絵コンテは重要な要素。と書いておきながら、5人とも絵コンテ初挑戦であたふた。先輩から「参考動画とBGMは必須!」というアドバイス通り、何とか絵コンテを仕上げました。

チームみんなで持ち寄った5案から選ばれた、「主婦の会話劇」と「小学生の宿題絵日記」の2案を組み合わせた上記の絵コンテ。ぜひ前半劇部分と施設紹介の切り替えしに注目してみてください。

北の丘センター様のお気に入りポイント:「カット6~10(画像左から2番目)にかけて主婦にデデンと寄っていくシーン。孤独のグルメを彷彿とさせていいね!」

リハーサル~撮影

リハーサル準備の風景

リハーサル準備

撮影は場所やほかのチームにも協力してもらったので、いい加減な予定表を組んではいけない!と北の丘チーム一同思いつつ、先輩に「撮影は準備で9割決まる!」と脅されていたので(笑)事前リハーサルでは、絵コンテで想定した撮影場所の仮撮影を念入りに行いました。例えば、北の丘公園ではここだ!というベンチを見つけたのですが、車と風の音を思ったより拾ってしまったり、大広間のシーンでは、逆光になってしまったり、そんなシーンは撮影時間を長めに見積もりました。

撮影当日

朝から夕方までの撮影。お昼から雨予報が出ていたので、午前の屋外撮影が無事終わりますように…!と一同内心ドキドキしながらのスタート。主婦の会話のシーンは私たちさがまちの大学生たちが演じています。演技初心者たちなので、笑ってしまいNGになることもしばしば。また、撮影という珍しい光景になんだろうと声をかけてくださる方も多く、地域交流や宣伝にもなりました。

営業中の撮影ということで、お風呂でカメラのレンズが曇ったり、アイスが溶け出したりとハプニングもありつつ、北の丘センター様や利用者の方のご協力もあり、無事撮影を終了!

ナレーション撮りでは、全員でイントネーションを合わせる事にもこだわりました。最後の「あったかいから、楽しい!」は当初「春も夏も秋も冬も」と同じように1人がナレーションする予定でしたが、楽しく撮影を進める中で「明るいイメージが合うよね!」と意見が一致してみんなでいうように変更しました。

番外編

おすすめスポット

職員の方におすすめスポットをお聞きしたところ、”多目的ルーム”という回答がありました。以下に職員の方のコメントを掲載します。

多目的ルームとは北の丘センターの正面入って左手側にある簡単なトレーニング器具が置いてあるスペースです。本格的なスポーツジム程ではありませんが、自分のペースで体を動かしたい方にぴったりです。最初に講習会を受講し、登録完了後は1回100円で利用することができます。特に、3月下旬から4月上旬は外の桜を見ながらトレーニングができます。

イベント

北の丘センターは様々なイベントを開催していることを知っていますか?私たちがリハーサルと撮影をしていた時期には2階の講習室にて陶芸教室が開催されていました。主に、初心者を対象とした教室であり、一輪挿しやマグカップ&プレート、茶香炉を制作したそうです。

北の丘センターはプールやお風呂だけではなく、陶芸をはじめとしたイベントに参加できることも魅力の一つだといえます。

編集後記

はやし

絵コンテ、監督を担当しました。はやしです。

絵コンテを描いて、撮影準備をし、撮影を行い、編集作業をするという一連の動画制作が初めての経験だったので、とても新鮮でした。自分の想像する画を共有するために絵コンテがとても大事なものであるということや、撮影を行うために、カメラがないところでスタッフがどういう仕事をしてるのかを実際に知ることができたという意味でも、自分にとって思い入れの深い動画となりました。

める

 主に動画の企画面を担当しました。めるです。企画の中で、大きな役割は果たせませんでしたが、企画から撮影、編集までを全て行うチームに所属したことで、一人ひとりが協力することの大切さを実感しました。どのメンバーが欠けていても今回のプロジェクトを無事に終えることはできなかったのではないかと思います。この経験を動画以外の大学の活動にも役立てていきたいと思います。

ねこ

WEB記事をはじめ裏方の仕事を担当しました。また、ほんの少しですが、カメラとナレーションに挑戦できたことが印象に残っています。約五ヶ月を振り返り、一人ひとりが自分ができることに取り組むチームであり、自分も積極的に行動しなければというモチベーションに繫がりました。そして、動画制作を通して、新しいことに挑戦する楽しさを学びました。

はるごん

WEB記事をはじめ演者と裏方の仕事を担当しました。動画制作自体が初めてだったので、さがまちのみなさんに助けてもらいつつ、チームのみんなとなんとかここまで来ることができました。北の丘センター様はとてもよくしてくださって、センターにお邪魔した際にお菓子やジュースを有難くいただいてしまいました。その分の頑張りを返せていれば幸いです。

とーすと

今回制作したPR動画の主婦役とロゴの制作を担当しました。とーすとです。企画から撮影・編集までをチームとして取り組むことが初めてで、撮影に至るまでの準備の大切さ、一人ひとりの役割の重要さを学びました。動画制作だけでなく、チームで何かをつくり上げる楽しさ、大変さを感じ、大学とは違った経験ができました。今回撮影にご協力してくださった皆様、ありがとうございました!

LCA国際小学校北の丘センター
相模原市立北市民健康文化センター

北の丘センター公式WEB:http://www.s-kitanooka.jp/

〒252-013 相模原市緑区下九沢2071-1

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