河鍋暁翠は河鍋暁斎の娘であり、明治期から昭和初期に活躍した女性画家です。
暁翠は開校間もない⼥⼦美術学校(現 ⼥⼦美術⼤学)の⽇本画の教授として後進の指導にあたり、「暁翠先⽣」と慕われていました。
しかし、1908(明治44)年、⼥⼦美術学校・⼸町校舎が⽕災に⾒舞われ、多くの資料が消失。
それにより彼女が⼥⼦美術学校の教授であったことは⻑らく明らかになっていませんでした。
本展では河鍋家に残る女子美で過ごした暁翠の写真資料を通して女子美術学校における教育者としての功績を中心に紹介し、河鍋楠美氏(暁翠の孫/河鍋暁斎記念美術館館長)よりご寄贈いただいた暁翠作品も特別公開します。
会期:2021年11月22日~12月10日(休館日:日曜・祝日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所:女子美アートミュージアム
詳細:女子美術大学美術館