地域の情報

13年07月
「〈きのこ×文学〉ワンダー★ランド~きのこ文学の森へようこそ!~」展

あなたは「きのこ文学」と聞いて、何を思い浮かべますか?
「きのこ文学」とは、東西の小説、詩、戯曲、エッセイ、漫画、絵本など〈きのこ〉をテーマにしている文学作品、言葉によって表現されたきのこ全般を意味しています。
実は可愛らしい〈きのこ〉には、不思議な力(パワー)と大いなる秘密が隠されています。
絵本や童話に頻繁に登場する赤地に白い水玉のきのこは、ベニテングダケですが、このきのこには昔から幻覚作用が認められています。
例えば、「不思議の国のアリス」では、身体が8cm程に縮んでしまったアリスが、きのこの上で水煙管をふかす青虫に尋ねます。
「もうちょっと大きくなりたいわ」。
青虫の「一方の側はお前を大きくし、もう一方の側は小さくする」との言葉に従って、きのこのヘリを一片ずつ齧った彼女の身体は、急激に伸びたり縮んだりするのです。
本展では絵本や童話作品を中心に、きのこ図鑑や大型模型、きのこアートやグッズなど周辺資料も取り揃え、多彩な「きのこワールド」をご紹介いたします。

さあ、あなたもこの夏、きのこ文学の森へ迷い込んでみませんか?

【会期】2013年7月20日(土)~9月23日(月・祝) 10:00~17:00
【休館日】毎週月曜日(ただし、9月16日、23日は開館)、8月8日(木)、9月12日(木)
【会場】町田市民文学館ことばらんど
【詳細】町田市民文学館ことばらんど